2023年1月13日、中国国家知識産権局（CNIPA）は商標法の改正案を発表した。これは1983年以来、5回目の中国商標法改正となる。改正案では、商標法を10章101条まで拡張した。そのうち、23条が新たに追加され、6条が既存の条文から分割され、45条が大幅に改正された。残る27条は既存の条文として残された。
改正の多くは、悪意ある商標登録を減らすことを目的としており、商標登録出願は公序良俗に反してはならないことが強調されている。また、不正に登録された商標の譲渡を強制する制度を導入し、悪意を持って登録された商標が無効とされた後、出願人が侵害の法的責任を負うことを明確にし、悪意のある商標登録出願により他人に損害を与えた場合、民事賠償を行うべきことを規定した。さらに、商標登録者は5年ごとに使用証拠の提出が義務付けられ、抜き打ち検査が行われる。
（Source: www.chinaiplawupdate.com）
CNIPAの改正案は こちら（中国語）
詳細は こちら （China IP Law Updateのサイト）
本文は こちら （Draft Amendment to Trademark Law Published）