2023-03-27

日本:富士通が知的財産管理にアナクアのAQXを採用

 3月24日、知的財産管理と発明管理ソリューションの大手テクノロジープロバイダーであるアナクア社 (Anaqua)は、富士通株式会社 (以下、富士通) が知的財産ポートフォリオをより効果的にデジタル管理するためにアナクア社の総合知財管理ソフトウエアAQXを採用したと発表した。

 富士通は、アナクア社のプラットフォームを活用することで、各国に点在する開発拠点、知財部門および外部事務所をシームレスに接続して連携を強化し、知財の創出や管理を堅固なものにするとともに、特許を含む知財の動的な分析によりビジネスを支援するためのデータドリブンな知財ポートフォリオを構築することで、グローバルで迅速な知財戦略の実行を目指すとし、データおよび作業環境のセキュリティを保全するセキュリティ認証や、コンプライアンスプログラムに準拠したアナクアのクラウドホスティングサービスにより、強固なセキュリティ環境を実現するとしている。富士通のデジタルシステムプラットフォーム本部クラウドサービス統括部ディレクターの木村幹奈氏は、「これまでのオンプレミスであったレガシーシステムをグローバルなクラウドサービスであるAQX知財管理システムへと刷新し、知財財産業務の標準化そして効率化を図ることができると考えている」と述べている。

アナクア社のプレスリリースは こちら