「2023年4月26日のグランドオープンをもってミャンマーの商標登録が全面的に稼働する」というミャンマー知的財産局長の新聞記事が掲載された。この発表は、IPD（知的財産局）が商標法の施行に伴い、商標規則およびその他の関連通知を公告した数日後に行われた。
「グランドオープン」の日に関する公式の通達はまだないが、グランドオープンが予想されるということは、4月26日時点で、IPDの現在の「ソフトオープン」期間に出願され、手数料が支払われた商標に、IPDのグランドオープンの日である最初の出願日が正式に付与されることになる。したがって、ソフトオープン期間中に商標を出願した商標権者は、商標法の新しい先願制度に基づく最速の出願日（4月26日）を確保するために、4月26日までにオフィシャルフィーを支払う必要がある。また、商標権者は、ミャンマーの商標代理人がこの手続きを行うために、公証された代理人任命書（TM-2）をIPDに提出しなければならない。
さらに、IPDのグランドオープンに伴い商標制度が本格化することで、ソフトオープン時には認められていなかった新しい商標出願が可能になる。新規商標出願を予定する出願人は提出書類の準備に取り掛かるのが賢明だ。
本文は こちら （Myanmar to Start Full Operations under Trademark Law with IPD “Grand Opening”）