2023-09-13

日本:IP-RoBo、ChatGPT連携による「商標生成機能」を提供開始

 株式会社IP-RoBo(以下、IP-RoBo)は、商標の登録可能性、使用による侵害リスク等の商標調査を支援する人工知能サービス「TM-RoBo(ティーエム・ロボ)」の新機能として、ChatGPTと連携した商標生成機能を開発したと発表した。<商標生成機能>は、TM-RoBoの追加機能として2023年10月2日より提供が開始される。
 今回の新機能により、AIの強力なサポートのもとで商標の作成から調査までのワンストップが可能になり、商標生成・調査プロセスを劇的に革新し、商標業務全体のパラダイムシフトを実現するとしている。

<商標生成機能>は、ChatGPTを活用し、ユーザが求める商標案を以下のプロセスで多数生成する。
1.ユーザが、生成したい商標について、必要条件を指定します。その際、下記項目等をきめ細かく指定することができます。
 ・商品やサービスの概要
 ・ターゲット
 ・求める方向性
 ・使いたい語、使いたくない語 等
2.AIが、1で指定された条件にマッチする複数の商標案を生成します。単に商標を生成するだけでなく、読み方、英文表現、生成された商標の特徴等も併せて出力します。
3.自動生成された商標をベースにして、ユーザが修正や絞り込みを行う編集を行います。
4.更に、追加してAIによる生成が可能です。3でユーザによる修正がある場合はこれも踏まえて生成していきます。
5.ユーザが満足できる商標を生成できるまで、3と4を繰り返し実行します。

 更に、生成された商標案については、TM-RoBoの既存機能である<商標検索機能>等で、商標調査についても同時に行うことができる。