2023年10月17日、2023年商標法（Trade Marks Act 2023）および2023年商標・サービスマーク規則改正及び有効化法（Trade Marks and Service Marks Regulations Amendment and Validation Act 2023）が採択された。
この新法は英国の法律に基づいており、バミューダの既存の商標制度を大幅に近代化するものである。
主な変更点は以下の通り：
＊ 商標の視覚的表示要件削除
＊ 初期登録期間を7年から10年へ延長
＊ 更新期間を14年から10年へ短縮
＊ 2023年1月1日に遡及してニース商品・サービス分類第12版を導入
＊ パートAとパートBの「分割」登録制度の廃止（注１）
＊ 団体商標、証明商標、パリ条約第6条の2に基づく周知商標の保護
＊ パリ条約による優先権主張の尊重
＊ バミューダの加盟によるマドリッドプロトコルに基づく国際出願登録
（注１）現在の登録簿はパートA（本質的に識別力があるか使用によって識別性を獲得した商標）とパートB（識別性が低いが権利者の商品/サービスを「区別できる」商標）とに分かれている。
（Source: www.ogier.com）