模倣品・海賊版が権利者や市場にもたらす脅威がますます深刻化していること、また模倣品・海賊版対策に関する情報が不足していることから、EUIPO(欧州連合知的財産庁)はこれらの問題に対処するための「模倣品・海賊版対策技術ガイド」を作成した。
本ガイドは、中小企業を含むすべての取引者および企業を対象としており、自社の製品やサービスを保護するための対策について詳しく知ることができる。本ガイドは、現在市販されているソリューションの包括的な概要を得るための調査機能を提供し、ユーザーがビジネスニーズに基づいた総合的な偽造防止戦略を構築するための下準備を提供している。ユーザーはさまざまな技術を比較し、自社のビジネスに最も適した選択肢を採ることができる。
模倣品・海賊版対策技術は5つの主要カテゴリーに分類されている;
* 電子技術
* マーキング技術
* 化学的・物理的技術
* 機械的技術
* デジタルメディアに関する技術
本ガイドには、模倣品・海賊版対策技術とともに利用することで、全体的な戦略やソリューションの効果を高めることができる関連技術やISO規格に関する情報も含まれている。紹介されている各技術やISO規格については、明確な定義が示され、主な特徴、用途、実施要件、コストに関する説明が提供されている。
調査結果をダウンロードして、知的財産保護戦略に着手することもできる。
本ガイドは こちら
本文は こちら (The EUIPO Observatory launches the Anti-Counterfeiting and Anti-piracy Technology Guide)