Freemans Measuring Tapes & Tools（FMI Limited、以下「FMI」）は、FMIが先行して採用した著名な登録商標「FREEMANS」およびその変形商標を侵害したとして、侵害者に対する一方的仮差止命令を勝ち取った。
FMIは、「FREEMANS」という定評ある登録商標のもと、1950年以来、すなわち70年以上にわたり、巻尺（measuring tapes）、スチール製巻尺（steel tape rulers）、水準器（spirit levels）、精密工具（precision tools）、手工具（hand tools）、電動工具付属品（power tool accessories）など、業務用および家庭用に使用される幅広い製品を取り扱っている。創業以来、「FREEMANS」商標を付した商品の確かな品質と信頼性により、FMIはインド国内外に強力で幅広い顧客ネットワークを築いてきた。「FREEMANS」はまた、その品質の良さから、2023年にスーパーブランドに認定されるなど、数々の賞を受賞している。
知的財産の熱心な保護者であるFMIは、R K Dewan & Co.を通じて、FMIの定評ある商標「FREEMANS」の権利を継続的に侵害し、商業的利益を得る目的で行っている「FREEMANS & FREEMANS Professional」商標を付した防護手袋の営業行為（パッシングオフ）を差し止めるよう、終局的差止（permanent injunction）を求める訴訟をデリー高等裁判所に提起した。
2024年4月10日付でAnish Dayal判事は、FMIを支持して一方的仮差止（ex-parte interim injunction）を命じ、侵害商標「FREEMANS & FREEMANS PROFESSIONAL」及び類似商標を防護手袋及び類似商品に使用することを禁止した。
本文は こちら （Measuring Success: Freemans Triumphs in Trademark Enforcement）