滋賀県彦根市は、市の人気キャラクター「ひこにゃん」の無償化実証実験の結果をうけて、引き続き商標使用を無償とすることのメリットが大きいと判断し、令和6年10月1日から「ひこにゃん」商標の使用を正式に無償化すると発表した。
彦根市は、「ひこにゃん」商標の使用について、市のキャラクターとして管理するため、原則有償による使用としていたが、さらなる商標使用の拡大と新規商品の発掘を図るため、2022年10月から2024年3月にかけて商標使用料の無償化を図る実証実験に取り組んでいたが、その結果、有償を継続した場合と比較して、実証実験の期間を通じて、新規契約件数が326件(1.41倍)、販売予定総額が4億1,741万円(1.52倍)増加したとの結果が得られ、目的としていた「さらなる商標使用の拡大と新規商品の発掘」はもとより、彦根市および「ひこにゃん」のブランディングの観点からも、商標使用を無償化することが非常に効果的であることを確認した。
彦根市のプレスリリースは こちら