フィリピン知的財産庁(IPOPHL)は、2023年通達第2023-001号(商標、サービスマーク、商号及び標識又は刻印のある容器に関する規則及び規制:Rules and Regulations on Trademarks, Service Marks, Trade Names, and Marked or Stamped Containers)を改正する通達第2024-0023号が2024年7月25日に施行された。
通達第2024-0023号は、商標登録の存続期間満了時に10年間の商標登録の更新を申請する場合、更新料の支払いとともに発行・公開にかかる所定の手数料を送金することを要求している。
従来は、発行・公開手数料の支払いはIPOPHLが発行通知の受領時であったが、新しい規則では、更新申請および更新手数料の支払いの際に必要となった。この変更により、更新手続の迅速化が期待される。
注意:上記の更新申請に加えて、権利者は円滑な更新を確実にするために、フィリピンにおける登録商標の使用証拠を記載したDeclaration of Actual Use(DAU)の提出期限に留意し、関連する書類を作成する必要がある。DAUを提出しなかった場合、登録商標は取消扱いとなる。(訳者注:新しい規則では、DAUの更新は登録の存続期間満了の6か月前までに提出することと明記されている)
(Source: www.kass.asia)
本文は こちら (Payment of Issuance & Publication Fees Mandatory at the Time of Filing TM Renewal Request)