コルカタ高等裁判所(High Court)は、2024年9月20日付で知的財産権部門(IPRD)と知的財産権控訴部門(IPRAD)を設立した。
IPRDは、商標、著作権、特許などのすべての知的財産権に関する紛争を専門の裁判官が扱う。また解散した知的財産審判委員会(IPAB)から引き継いだ案件も担当する。
IPRADは、IPRDの決定に対する二人の裁判官による合議制の控訴審や合議審理が必要な案件を扱う。
主な変更点;
* IPABの案件移管
* 迅速な案件処理
* 申請手続き:間違いの迅速な修正対応可能な電子申請
* ファストトラックおよび略式判決(Summary Judgments):商事裁判所法に基づく適格案件に適用可能
影響
この変更により、コルカタ高等裁判所の専門裁判官による知的財産権紛争の処理が、より迅速かつ効率的になると期待される。同様の部門のあるデリーやマドラス高等裁判所においても、すでに成果が上がっている。
(Source: www.anandandanand.com)
本文は こちら (Establishment of IP Rights Division at the High Court of Calcutta)