キャッチーな名前を思いついた揚げ物店(fry shop)が、店舗をオープンしてわずか1週間後に店名を変更しなければならなくなってしまったお話。
ベルギー人のDiony BickxとSheila Vergauwenは、有名なフィットネス・チェーンの「Basic Fit」にちなんで「Basic Frit」という遊び心のある名前を揚げ物店につけた。
その名前には、限界に挑戦するという楽しいイメージを持たせる意図があり、それはスポーツでも、揚げ物のビジネスでも同じように行っているということだが、残念なことに、フィットネス・チェーンは名前が似ていることを快く思わず、揚げ物店に約25,000ユーロ(約410万円)の賠償金を請求した。その結果、揚げ物店は店名を変更せざるを得なくなり、揚げ物店は店名を「マジック・フリット(Magic Frit)」に変えた。
名前を創造することは楽しいことだが、既存のブランドと類似している場合は注意が必要だ。「Basic Fit」にとっては健康がすべてであるため、揚げ物店との関連付けられたくないし、評判を落としかねない。さらに、揚げ物店は、「Basic Fit」の特徴的なキャラクターを不当に利用していた。
企業にとって、徹底的に商標調査を行うことは、このように余計な費用のかかる事態を避けるために極めて重要である。少し余分に準備することは常に価値がある。ちょうど、完璧に提供されたフライドポテトを手に入れるのと同じように!
本文は こちら (Basic Frit: when a name sounds too good to be true)