USPTO(米国特許商標庁)は、商標登録の正確性と完全性を促進するため、商標登録後の維持手続きの中で、監査対象の登録商標を選定する方法を2024年10月28日より変更する。
現在、第8条および第71条の宣誓供述書の監査を無作為抽出して行っている。今後は、登録や登録更新に関する書類に、商取引の通常の過程で商標が実際に使用されているかどうか不正の疑いがある特徴を持つものに対して、これらの書類の重点的な監査(directed audit)を行う。これには、デジタル的に改変されたように見える商標見本(サンプル)や、商標見本を提供するウェブサイトから印刷されたような商標見本のある登録が含まれる。
「正確な商標登録簿は重要な役割を果たしており、一般の人々が選んだ商標の使用可能性や登録可能性を判断するための道具であり、登録後に監査を実施することは、商標登録簿の信頼性をすべての人の利益のために確保するための手段の一つだ」と、商務次官(知的財産担当)兼USPTO長官のキャシー・ヴィダル氏は述べている。
詳しくは こちら (USPTOのサイト)