トルコ特許商標庁（TÜRKPATENT）は、「商標登録出願における商品・サービスの分類に関する告示」（TÜRKPATENT: 2024/2）を通達し、2024年12月20日付官報（第32758号）に掲載の上、即日施行された。
従来、トルコにおける商標出願に際しては、対象となる商品・サービスのクラスを指定する方式が採られていたが、今般、各クラスをさらに細分化した「サブクラス」を導入することで、保護対象の範囲をより明確化し、将来的な権利範囲に係る紛争の防止を図る。
特に、小売及び卸売サービスを対象とする第35類においては、第1類から第34類の商品を指定するサブクラス（35.5）が新設された。また、35.5のサービスを細分化することもできる（靴、帽子、ドレス、水着…etc.）。
TÜRKPATENTは、サブクラス35.5内で複数の細分類を使用する出願（最初の2つを超える場合）に対して新たな料金体系を導入した。
なお、これらの細分類コードの使用は任意であり必須ではない。