2025-06-03

ブラジル:8月7日に改定オフィシャルフィーを施行 - SMD Country Index

ブラジル特許商標庁(BPTO)は、特許、商標、意匠、ソフトウェア、契約に関連する手続きに関する新しいオフィシャルフィーを発表した。改定されたオフィシャルフィーは2025年5月13日付けの官報第2836号に掲載されており、2025年8月7日から施行される。 

今回の手数料改定は、最近の業務運用および技術的な改善を反映したもので、平均で24.1%の値上げとなるが、今回の改定後の手数料は、2012年の前回改定以降の累積インフレ率を下回っており、他のラテンアメリカ諸国の特許庁と同水準にとどまっている。

小規模企業、個人事業主、中小企業、イノベーション志向のスタートアップ、科学技術機関、非営利団体は、引き続き最大60%の割引を受けることができる。
また、特許および商標の登録にかかる発行手数料は撤廃された。

新しいオフィシャルフィーは、2025年8月7日に施行されるが、一部の手続きについては運用上のさらなる調整が必要とされており、それらには個別の実施時期が設定されている。

BPTOは、手続きの簡素化と明確化を進めつつ、手数料を抑えることで、ブラジルにおける研究開発とイノベーションの促進に寄与することを目指している。

手数料改定の一例;
* 商標出願手数料:880レアル
* 登録商標の更新手数料(1区分ごと):1,000レアル(6%減)
* 登録発行手数料:無料

(Source: www.tavaresoffice.com.br, www.magellan-ip.com)

改正オフィシャルフィーの一覧は こちら
本文は こちら (Official fees updated)