2025-08-12

シンガポール:IPOSがオフィシャルフィーを改定 - Marks & Clerk

シンガポール知的財産庁(IPOS)は、オフィシャルフィーの改定を発表した。一部の改定は2025年9月1日から、その他は2026年4月1日に施行される。
商標に関する主な改定内容は以下のとおり;

国内商標出願手数料の値上げ
IPOSの事前承認リストに準拠していない商品・役務区分の商標出願について、現行手数料は区分ごとにSGD 380だが、2025年9月1日からSGD 410に引き上げられる。
一方、事前承認リストに準拠した商品・役務のみを指定する出願については、現行手数料SGD 280(区分毎)が維持される。

国際登録出願/事後指定及び国内登録への変換手数料の値上げ
シンガポールを指定した国際登録出願または事後指定の現行手数料は区分ごとにSGD 380だが、2025年9月1日からは、指定する商品・役務の事前承認リストに準拠しているか否かにかかわらず、SGD 410に引き上げられる。

商標更新手数料の値上げ
2025年9月1日以降、新料金体系により商標更新手数料が引き上げられる。具体的な改定手数料は回覧通知別紙に記載される。

商標更手数新料は最長6か月前から納付可能なため、2026年2月28日までに更新期限を迎える商標については、値上げ前に手数料を支払うことで値上げを回避できる。

商標出願の補正手数料の値上げ
2025年9月1日以降、新料金体系により、シンガポール国内出願の補正(商品・役務の指定変更、権利不要求や指定商品・役務の制限など)のオフィシャルフィーが引き上げられる。具体的な改定額は回覧通知別紙に記載される。

特許を含めた全文は こちら (Summary of IPOS official fee updates)