2025-10-23

ブラジル:2024年度商標統計を発表 - SMD Country Index

2025年10月1日、ブラジル産業財産庁(INPI)は、ブラジルにおける2024年度の知的財産活動に関する年次報告書を発表した。

主な結果
2024年のブラジルの商標出願状況は、主に国内からの出願が中心であることを示している(出願の94%がブラジル人出願者によるもので、海外からの出願はわずか6%)。
非居住者による出願では米国からが一番多く、次いで中国が続いている。
過去10年間で出願件数は急増しており、国内の出願人による増加が主な要因となっている。これにより先行商標との抵触が増加し審査業務はより繁忙化している。そのため、出願前調査、出願監視、慎重な指定商品・サービス選定の必要性がより高まっている。

業種別では、ニース分類第35類(広告、事業の経営・運営・管理)と第41類(教育、文化・娯楽サービス)が依然として主要な出願分野である。
主要な出願人の動向はこれを補完する:国内企業では消費者向け企業やメディア・スポーツ事業者(WE PINK、SEパルメイラス、Globoなど)がブランドポートフォリオの拡充を継続しており、非居住者ではAmazonとNovartisなどのEC・製薬大手による継続的な投資が浮き彫りになっている。
(Source: www.inpi.com)

本文は こちら (Trademark Statistics 2024 published)