インテリジェントWebベースの商標管理プラットフォームを提供するTrademarkNowは、2016年のグローバル商標出願動向を公表した。全世界の商標出願の90%程度をカバーしているという。
調査結果によると、2016年に最も多く出願された商品・サービス区分は、35類(広告,卸売、小売の便益の提供)の594K件で、続いて9類(電子応用機械器具及びその部品,ソフトウェア,電気通信機械器具)の404K件、41類(教育,訓練,娯楽,スポーツ及び文化活動)の396K件が続いている。
2016年に商標出願の多かった国は、中国の3.7M件(前年比29%増)で、2位の米国(414K件)、3位のインド(303K件)を大きく引き離している。ちなみに日本は第4位の207K件であった。
2016年に商標出願が一番多かった出願人は以下の通り;
Top50入りしている出願人は、米国企業(17社)、ドイツ(8社)、中国と韓国(各6社)、日本とフランス(各3社)、メキシコ、スイスと英国(各2社)、オランダ(1社)であった。
| 順位 | 出願人 | 国 | 出願件数 | 
| 1 | テンセント | 中国 | 4.1K | 
| 2 | LGエレクトロニクス | 韓国 | 3.6K | 
| 3 | タイム・ワーナー | 米国 | 3.5K | 
| 4 | ジョンソン・エンド・ジョンソン | 米国 | 3.2K | 
| 5 | ロレアル | フランス | 3.1K | 
| 6 | コッペル | メキシコ | 2.8K | 
| 7 | メルク | 米国 | 2.7K | 
| 8 | ユニリーバ | イギリス | 2.5K | 
| 9 | ノバルティス | スイス | 2.2K | 
| 10 | 楽視グループ(LeEco) | 中国 | 2.2K | 
| … | … | … | … | 
| 28 | 花王 | 日本 | 1.5K | 
| 31 | 資生堂 | 日本 | 1.3K | 
| 48 | トヨタ自動車 | 日本 | 0.9K | 
