クレジットカード会社のマスターカードとニュージーランドのスポーツイベント2017 World Masters Gamesの間で文字 ’master’ を巡る争いが起こった。
World Masters Gamesは、28競技45種目に100の国から25,000人が集まる世界最大級のマルチスポーツイベントで、国際オリンピック委員会からも認められている。米国のマスターカード・インターナショナルは、イベント・ロゴの文字と色彩について、当該クレジットカード会社名称やロゴに類似し、混同の虞があると訴えた。これに対しニュージーランド知的財産庁は、イベント・ロゴとマスターカードのロゴは外観、称呼、観念のいずれの面から非類似で、マスターカードの異議には根拠がないと裁定し、2017 World Masters Gamesの商標登録を認めた。
本文は こちら (Who’s the Master?)