2017-05-22

日本:海外事業展開の支援する地域団体商標を決定 - 特許庁

特許庁は、平成28年度から「地域団体商標海外展開支援事業」として、地域団体商標を保有する団体に対し、地域団体商標の海外展開の支援を実施しているが、平成29年度の「地域団体商標海外展開支援事業」として、10件の地域団体商標の海外事業展開について支援を決定した。

支援が決定した10団体は以下のとおり;
東川米(東川町農業協同組合)、新潟清酒(新潟県酒造組合)、市田柿(みなみ信州農業協同組合、下伊那園芸農業協同組合)、西尾の抹茶(西尾茶協同組合)、高島ちぢみ(高島晒協業組合)、堺刃物(堺刃物商工業協同組合連合会)、有田・しもつみかん(ありだ農業協同組合、ながみね農業協同組合)、日田梨(全国農業協同組合連合会大分県本部)、うれしの茶(西九州茶農業協同組合連合会、佐賀県茶商工業協同組合)、枕崎鰹節(枕崎水産加工業協同組合)

支援の内容は;
1. ブランド戦略策定支援:商標権利化に関するアドバイス、専門家ハンズオン支援、海外マーケティング調査、知財研修の開催等
2. プロモーション促進支援:プロモーション媒体作成、海外メディア招聘、海外PRイベント開催等
3. マッチング支援:海外展示会への出展補助、海外有力バイヤーの現地個別商談、ライセンス契約締結に関する法的支援等
4. 1団体への支援上限額:300万円

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