2017-11-07

社会現象、今度の商標出願は「#metoo」 - Knijff Trademark Attorneys

『ハウス・オブ・カード 野望の階段』のファンは、もはやハリウッドの映画スター、ケビン・スペイシーのファンではないかもしれない。ケビン・スペイシーに対して提起されたセクハラ疑惑のために、6番目と最後のシーズンは放映されない可能性が高くなったかもしれない。

以前にも触れたが、社会で起こる問題はしばしば出願商標に反映される。今までにも「Brexit」、「Covfefe」、「ひざ(knee)」いう文字などが目についたが、今度は「#METOO」商標の出願が目立ってきた。

ハリウッドの大物映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ、性的暴行の訴えを受けて、「Me too」や「#MeToo」が、2017年10月にソーシャルメディアで使用された2語のハッシュタグとして広がり、SNS上で性的な暴力や嫌がらせに関する話題に使用されている。

さて、セクハラ騒動が沸騰してる中、今や様々なところで「#metoo」の商標出願が見られるようになった。衣類、ジュエリー、化粧品、香水などを指定して商標を出願している。
世界のどこかで一旦火がつくと、商標出願も決して出遅れることはない。

本文は こちら (Trademark applications #metoo)