大統領就任1周年を迎えた今、アメリカはトランプ好きとトランプ嫌いにはっきり分かれているようだ。一方、トランプ大統領は新しい商標出願の洪水を引き起こしたといえるだろう。興味深いことに、米国における政治的状況下での分裂も商標登録に反映されている。たとえば、トランプ嫌いの商標出願には以下のようなものがある；
“YOU CAN NOT BE BOTH, A TRUMP SUPPORTER AND A BELIEVER IN ME.” –GOD
SON OF A TRUMP (おそらく、いい意味ではない）
TRUMP SO RUSSIAN
SAVE AMERICA DUMP TRUMP
TRUMP GATE
TRUMP’S LAST DAY
DROP THE BOMB ON TRUMP
少数派だが、以下のような商標出願をするトランプ・サポーターもいる；
TRUMP IT
TRUMP POWER
And in the EU: SUPERTRUMP for clothes.
有名人の名前を商標として主張することはできるだろうか？問題になりそうな初期のトランプ商標とは別に、ドナルド・トランプや他の有名人は、ほとんどの場合、悪意のある商標出願とみなされる（少なくともEUでは）。トランプという名前だけだと興味深い問題になる。トランプは既存の英単語だからだ。この（トランペット商標、大統領に勝訴）場合のように。