2018-08-21

日本:人工知能による商標類否判定サービスが本格稼働へ

株式会社IP-RoBo(本社:東京都港区、以下IP-RoBo)は、人工知能による商標の類似度判定サービスTM-RoBo(ティーエム・ロボ)」を2018年8月20日(月)より開始すると発表した。

■サービスの概要
TM-RoBoは、権利取得したい商標のオリジナル性や、任意の2つの商標の類似性を百分率で表示するクラウド型のサービスで、過去の特許庁の審決、裁判所の判決等の情報や専門家のノウハウ等を機械学習し人工知能(AI)化し、高い精度での類否判定を瞬時に行うことを可能としており、商標出願業務の圧倒的な効率化と低コスト化を図れるとしている。TM-RoBoのサービス料金は、1カ月毎の類似度判定可能回数に応じて設定される。

主な機能は;
1) 登録商標等との類似度判定機能
権利取得したい商標と類似群コード等を指定することで、特許庁に出願・登録されている商標から関連性の高い商標を抽出し、抽出した全ての商標との類似度を判定したうえで、権利取得したい商標のオリジナル性を判定し、希望する商標の権利取得の可否の客観的な指標の提供
2)第三者使用商標との類似度判定機能
任意の2つの商標を入力することで、人工知能が2つの商標の類似度を判定する。ユーザの登録商標と似ている商標を第三者が使用している場合に、権利行使(差止めや損害賠償請求)が認められるか否かの客観的な指標の提供

TM-RoBoの公式Webサイトは こちら