ハリー・ポッター・シリーズの人気は世界中で様々なフェスティバルに繋がっている。しかしワーナー・ブラザーズの知的財産弁護士は、これらのローカルのイベントに対して「消えろ!」と呪文をかけている。
5万人以上の観衆を集める大型のフィラデルフィア・ハリー・ポッター・フェスティバルの開催がキャンセルされた。また、やや小型のロアノークで開催されるはずのハリー・ポッター・フェスティバルは、ハリー・ポッターの商標権や著作権の保護団体から怒りの使用差止め請求を受け取ったのち、名称を変更した。
ハリー・ポッター・フェスティバルとして知られていたイベントは「ジェネリック・マジック・フェスティバル」として継続されることになった。このフェスティバルの代表であるトレーシー・フィッシャーは、「我々はまだ文学的魔術を賞賛している。そして、J.K.ローリング(ハリー・ポッター・シリーズの作者)が描いた多くの生き物と薬は何年もの間語り継がれた神話の1つだ」と語っている。
名称変更にもかかわらず、J.K.ローリングの壮大な物語と同一ではないが類似している特徴が存在する。今年のイベントは著作権侵害の制約によってデザインへの挑戦であったにもかかわらず、魔法の杖で武装している魔法使いや魔女たちはいつも期待されている。「それは不可能な仕事のように思えた。なぜなら、映画の中のものに慣れていて、それがさらに既成概念を超えさせるからだ」と組織委員会は語った。
Source: wsls.com