2022-04-26

中国:2021 年商標審査・審理の件数は1,400万件以上 - 北京路浩

中国国家知識産権局商標局は、2021年3月24日に、2021 年度の中国商標審査・審理に関するデータを発表した。

【商標審査・審理の件数は1,400万件以上】
当発表によると、2021年、商標局と広州、上海、重慶、鄭州、済南の5つの地方商標審査協力センターの2,200人以上の審査官が、年間を通じて合計1,400万件以上の商標の審査 ・審理を完了した。そのうち、商標登録出願の実体審査は1,056万8,200件を超え、前年比20.31%の増加 ;マドリッドによる出願の実体審査は6万1,343件;異議申立の審査は17万100 件、前年比12.5%の増加;団体商標の審査は2,865件;証明商標の審査は2,844件;各種評審(拒絶査定不服審判、異議申立による登録却下不服審判、無効審判、無効審判不服審判、取消不服審判)案件の審理は38万2,800件、前年比6.83%の増加;商標登録後の各種手続および三年連続不使用取消請求の実体審査は340万8,300件。
【商標登録の件数は773万9,000件に達し、前年比34.33%増となった。そのうち、中国国内主体による商標は754万3,000件で、全体の97.5%を占め、外国主体による商標は19万4,000件で、全体の2.5%を占めた。

【商標登録審査の平均期間は4ヶ月】
商標登録の平均審査期間は4ヶ月に安定し、出願から登録までの期間は7ヶ月に圧縮された (拒絶査定、異議申立などがなく、順調に登録された場合)。

【悪意商標登録出願を48万件取締り】
使用を目的としない悪意商標登録出願を48万2千件取り締まった。悪意ある商標抜け駆け登録行為が明らかで、社会公共の利益を損害する悪意ある商標抜け駆け登録を1,628件却下し、職権で1,729件の登録商標に対し無効宣告をした。
出所︓http://sbj.cnipa.gov.cn/ssbj_gzdt/202203/t20220324_21821.html

本文は こちら (路浩知財ニュースレター3-4月号)