ハチミツ好きの愛すべきクマ「くまのプーさん(Winnie The Pooh)」の著作権が2022年1月1日に切れた。作品の著作権は、創作者の死後70年までが有効な期間となる。その後、作品はパブリックドメインとなり、その使用は制限されなくなる。オリジナルの「くまのプーさん」にその時が来た。
市場はすぐに反応することが多い。2022年5月、映画「くまのプーさん:血と蜜」が発表された。子供向けだったクマの恐ろしいバージョンが登場する。おそらく血なまぐさいホラー映画だろう。
作家のA.A.ミルンは、1926年に「くまのプーさん」を創作した。この本の内容や原画の「くまのプーさん」は、現在パブリックドメインとなっている。1961年、ディズニーは赤いTシャツが特徴的な「くまのプーさん」の権利を獲得し、この権利は現在も有効だ。
さらに、ディズニーは「Winnie The Pooh」という商標も所有しており、状況次第では商標の使用を停止させることができるかもしれない。
ホラー版「くまのプーさん」がディズニーの権利をどの程度侵害しているかは、法的にも興味深い問題である。ひとつに、名前が使用されていることがある。しかも、映画の中の熊は赤いシャツを着ている。これは1961年にディズニーが追加した権利である。
これは、血みどろの訴訟の前触れだろうか?