2024-01-09

日本:カイズファーム、「白兎生姜」を商標登録したことを鳥取県知事に報告

 中央印刷株式会社(本社、東京都)が運営するカイズファームは、自社栽培した歴史ある鳥取県産生姜「白兎(はくと)生姜」を使用した「白兎生姜(登録日10月27日、登録番号6748833号)」商標について12月26日に鳥取県の平井知事に報告した。
 「白兎生姜」は、「因幡の白兎(しろうさぎ)」で有名な鳥取県因幡地域で栽培されるブランド生姜で、約400年前、朱印船貿易により東南アジアから鳥取に持ち込まれた生姜を起源とする地物野菜だ。

 平井知事への報告によると、自社取扱の生姜及び加工品を、県内外の展示会やECサイトにて販路開拓をする中で、「ストーリー性」や「他との差別化」を求められることが課題であったことから、「白兎生姜」と銘打ち、栽培状況から保管、加工までを高いレベルで管理し、他との差別化を打ち出しながら白兎生姜なら間違いないというブランドに育てることを目指し、29類、30類、31類、32類の商品を指定して商標登録した。
 「白兎生姜」という名前は、栽培エリアが因幡地域であり、全国的な知名度として「因幡の白兎」の神話が有名であること。また、堀りたての新生姜は根茎が真っ白で茎元がきれいなピンク色に染まり白兎を思わせることから名づけられた。