日本国特許庁は、知的財産活動(知財活動)に取組む中小企業を紹介する「知財活動事例集」を刊行した。
経営資源に限りのある中小企業が、捉えにくく短期的成果の見えにくい「知的財産」に取組むには、それぞれの背景や経営者の独自の考え方があるはずで、これを解き明かすため、業種や活動内容の多様性に富む中小企業14社に取材し、各企業の「知財活動」に迫った。
本事例集の構成は、冒頭にて「知財活動」を14に分類し、知財活動に取り組む全国14社の中小企業についてその背景や考え方を紹介しており、特に、小規模企業と言われる従業員数が少ない中小企業も取り上げている。また、最後のコラムでは、様々な支援機関・専門家と連携した知財支援の事例も取り上げた。
「これから知的財産に取り組みたいが、どのような活動があるのか分からない」「自社の規模や業種に近い企業の取組事例を知りたい」という方など、幅広い読者層にヒントを提供する一冊となっている。
詳細は こちら (特許庁のサイト)