2024-09-26

日本:特許庁が商標審査の質についてのユーザー評価を実施、「満足」と「比較的満足」の評価が52.5%

日本国特許庁は、平成26年度より商標審査の質の維持・向上のための施策等に反映することを目的としてユーザー評価調査を実施しているが、今般、令和6年度のユーザー評価調査アンケートの集計結果及びそれに基づく分析について報告書にまとめ、公表した。

商標審査全般の質についての評価(全体評価)では、「普通」以上の評価の割合が94.0%、上位評価割合(「満足」・「比較的満足」の評価の割合)が52.5%であった。

また、特許庁は、分析の結果、「識別性の判断」、「審判決との均質性」、「審査官間の判断の均質性」の項目が、商標審査全般の質の評価への影響が大きく、かつ相対的な評価が低いことが分かったため、これらを優先的に取り組むべき項目と設定した。

令和6年度商標審査の質についてのユーザー評価調査報告書は こちら