パラグアイ知的財産国家総局(DINAPI)が商標登録の手続きを大幅に短縮させるための早期審査制度を導入した。パイロットプログラムは、2026年3月31日から10月31日まで実施される予定だ。
1. 制度の概要
これまでパラグアイでの商標登録には通常1年(あるいはそれ以上)かかることが一般的であったが、早期審査制度を利用すると、出願から登録までの期間を最短で3ヶ月程度まで短縮することを企図している。
2. 早期審査の条件
早期審査の適用を受けるためには、以下の要件を満たす必要がある。
* 対象は文字商標のみ
* 対象区分には化粧品、医薬品、医療機器、食品および飲料が含まれる
* ニース分類リストから商品・サービスから選択すること。積極表示が含まれていると対象外
* 電子出願を利用すること
* 出願手数料が電子決済等で速やかに支払われていること
* 異議申立がないこと
また、審査で「識別性がない」と判断されたり、「先行商標と類似している」といった拒絶理由が見つかった場合は、早期審査の対象から外れ、通常の審査期間を要することになる。
