2016年12月27日、住友ゴム工業(株)は、英国のSports Direct International plc (スポーツダイレクトインターナショナル社、以下SDI社)から、海外のDUNLOP商標権とDUNLOPブランドのスポーツ用品事業およびライセンス事業を買収することについて合意した、と発表した。
同社のニュースリリースによると、SDI社から買収するDUNLOPブランド事業は、１．タイヤとスポーツ／産業品に関する商標権、２．DUNLOPブランドのスポーツ用品事業、３．DUNLOPブランドのウエア、シューズ、バッグ、メガネ、時計、傘等のライセンス事業で、買収金額は137.5百万ドル(約161億円※)という。また、この買収により住友ゴムは、タイヤ事業では欧米やインド、豪州等を除き全世界のDUNLOP商標権の所有権者となり、スポーツ事業と産業品事業では、今後全世界でDUNLOPブランドの商品を展開できることになる。なお、事業の買収および買収後の運営は、住友ゴムとそのスポーツ事業子会社であるダンロップスポーツ(株)が共同で設立する新会社、ダンロップインターナショナル(株)が行う。
ニュースリリースは こちら （海外のDUNLOPブランド事業を買収）