特許庁は、地域のユーザーに知財制度や特許庁の支援策をより効果的に活用してもらうため、巡回特許庁を全国各地で開催している。
平成29年度のテーマは「見方を変えて、知財を味方に。知財のミカタ」として、本年8月より札幌市、盛岡市、仙台市、高崎市、前橋市、名古屋市、金沢市、大阪市、神戸市、和歌山市、徳島市、高松市、熊本市、大分市の全国14都市で「知財のミカタ-巡回特許庁-」イベントを開催している。
10月16日(月曜日)から11月8日(水曜日)の期間には、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県、静岡県、高崎市、前橋市などで、出願した案件について審査官と直接対話ができる出張面接審査の実施や知的財産経営・地域ブランドに関するセミナー、臨時相談窓口の設置等を予定している。
10月23日(月曜日)は高崎市にて、「知財経営セミナー」を開催し、「知的財産で引き出す会社の底力」をテーマに、今年度知財功労賞(経済産業大臣表彰)を受賞した弁理士・土生哲也氏による基調講演を行うほか、自動車に搭載されているアイサイトの運転支援機能をはじめとする(株)SUBARUの知的財産戦略や知的財産をうまく活用してビジネスに活かす中小企業の先進事例を紹介すると共に、知的財産や経営上のお悩みを相談できる臨時相談窓口も設置する。
10月24日(火曜日)は群馬県前橋市にて、地域資源を活用した新たな地域ブランドの創成やブランド化の促進を目的に、「地域ブランドセミナー」を開催し、今すぐ実践できる地域ブランド戦略をわかりやすく解説する。
また、10月26日(木曜日)は群馬県高崎市にて特許庁職員による劇仕立ての模擬口頭審理や会社を元気にする商標活用術を紹介する「商標活用セミナー」を開催する予定。
参加は全て無料。
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