特許庁は、試験導入している、AI技術を利用した先行図形商標検索システム(イメージサーチツール)の検索精度向上のため、初の試みとして機械学習のコンペティションを2021年11月26日から2022年1月31日まで実施した。参加者は637名、投稿件数は1,453件であった。
入賞モデルは、特許庁が提示した課題に対して約7割の精度で正解画像を検索することができた。入賞者の予測モデルは、試験導入しているイメージサーチツールに搭載し、商標審査において活用することで、審査の品質向上に役立てることが期待される。
入賞者は以下のとおり;
第1位:ヤフー株式会社、チーム名:tmsbir(土井賢治氏、岩崎雅二郎氏、西村修平氏)
第2位:穴井 晃太氏(所属:トヨタテクニカルデベロップメント株式会社)
第3位:NRIデジタル株式会社、チーム名:チームTDX(奥山陽平氏、菅貴博氏、楊梦龍氏、藤田一樹氏、佐々木理人氏、有馬大智氏、碓井秀幸氏)
※表彰式は、2022年3月18日にYouTubeにおいてライブ配信する。
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